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  1. 機関資料
  2. 旧機関資料
  3. 東北区水産研究所

東北海区および北海道襟裳漁場以南太平洋岸のスケトウダラについて(1)

https://fra.repo.nii.ac.jp/records/2007179
https://fra.repo.nii.ac.jp/records/2007179
4376ce3e-7b2c-4747-8d82-3a286f7738f2
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2024-06-10
タイトル
タイトル 東北海区および北海道襟裳漁場以南太平洋岸のスケトウダラについて(1)
言語 ja
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ departmental bulletin paper
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
その他(別言語等)のタイトル
その他のタイトル 外部形態による異型群の識別と他漁場群との比較
言語 ja
著者 橋本, 良平

× 橋本, 良平

WEKO 3544

en Hashimoto, Ryohei

ja 橋本, 良平

ja-Kana ハシモト, リョウヘイ

Search repository
小谷地, 栄

× 小谷地, 栄

WEKO 3545

en Koyachi, Sakae

ja 小谷地, 栄

ja-Kana コヤチ, サカエ

Search repository
内容記述
内容記述タイプ Abstract
内容記述 1. 東北海区および北海道襟裳漁場以南太平洋のスケトウダラの外部形態の測定をおこない,A大型・A中型およびB型の識別を試み,他海域のものと比較をおこなった。2. B型の相対生長では腹鰭長と胸鰭長に体長5cm附近,体高・尾柄高・眼径・耳石長および耳石巾では体長10cm附近,頭長・体高・尾柄高・眼径・耳石長・耳石巾および腹鰭長では体長25cm附近に、それぞれ屈折点がみられる。体長10cm以上の腹鰭長の相対生長には雌雄差が認められる。3. 頭長・体高・尾柄高・眼径・耳石長・胸鰭長・腹鰭長等の相対生長および尾鰭長I-尾鰭長IIの関係は,A中型・A大型とB型とは明らかに違っている。A中型とA大型は相対生長からの識別はできない。4. 他海域のものの相対生長はB型とは差がみられる。またA大型の頭長眼径比と耳石長体長比は他海域のものと違っているが,北方漁場群と共通点が全くないわけではない。5. 襟裳岬・室蘭沖では’51~'52年の成魚にはB型はなく,A中型とA大型が分布していたと思われる。また'49~'54年にも体長30cm以上にはB型はみられなかったと思われる。6. A中型・A大型の耳石は厚く,縁辺と凹面のヒダが消失しているのに,B型の耳石は全体が薄く,縁辺と凹面にヒダが多い。B型でも魚体が大きくなるにしたがいヒダの消失がみられるが,そのような状態のものでもB型の耳石はA中型・A大型に比べて小さく薄い。7. 体重-体長の関係は両対数方眼紙上で直線を示す。厚岸・エトロフ・ロパッカのものおよびB型について体重-体長の関係式の差を検定した結果,ロパッカのものとエトロフ・厚岸のものの位置係数に差が認められた。8. 平均脊椎骨数はA大型がA中型より多い。A大型の脊椎骨数は'52年頃より’57年が多くなっている。ベーリング海およびロパッカのものは他海域のものより多く,また太平洋岸の厚岸以南では襟裳岬のB型と室蘭のB型,八戸のA中型と室蘭のA中型を除いて平均値に差がある。厚岸・エトロフ・網走のものの間には平均値に差がない。9. 第1背鰭々条数の平均値はベーリング海のものは他海域のものより多く,ロパッカ以南の太平洋岸では室蘭のものの平均値が低い。日本海側では鰺ヶ沢沖マス流網でとられたものが,他の漁場より多い。第2背鰭・第3背鰭および胸鰭の各平均鰭条数には明瞭な地理的変異は認められない。10. 肝臓の表面に寄生するAnisakis sp. は魚体が大きくなるにしたがい多くなるが,A中型・A大型はB型より多く,A中型とA大型はほぼ同じ傾向にある。11. 日本海側のものは耳石長体長比と頭長眼径比から鰺ヶ沢~新潟,香住と鰺ヶ沢(マス流網)のものと2つに分けられる。余市のものは頭長眼径比が前2者とは違っており,またA中型は香住と鰺ヶ沢(マス流網)のものに近似している。12. A大型の減少の後のA中型の増加と減少,その後のB型の増加について推論を試みた。しかし,結論を下すには以下の実験的研究を含む総合的な生態の研究が必要である。a. A中型・A大型から産れた仔魚がB型になるかどうかの実験的研究。b. A中型の日本海側からの来遊の実証。c. A大型の他海域からの補給の有無。d. 網走・エトロフ・厚岸の体長45cm前後にみられる相対生長の変化の検討。
言語 ja
書誌情報 ja : 東北区水産研究所研究報告
en : Bulletin of Tohoku Regional Fisheries Research Laboratory

巻 29, p. 37-92, ページ数 56, 発行日 1969-12
出版者
出版者 東北区水産研究所
言語 ja
出版者
出版者 Tohoku Regional Fisheries Research Laboratory
言語 en
ISSN
収録物識別子タイプ PISSN
収録物識別子 0049-402X
書誌レコードID
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AN00167637
情報源
識別子タイプ Local
関連識別子 tnf_k_29_37
関連サイト
識別子タイプ URI
関連識別子 https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010843783
言語 ja
関連名称 日本農学文献記事索引(agriknowledge)
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Ver.1 2024-06-10 08:47:30.015969
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