WEKO3
アイテム
キアンコウ太平洋北部 2. 海洋環境と生態系への配慮
https://fra.repo.nii.ac.jp/records/2013708
https://fra.repo.nii.ac.jp/records/20137087285d984-30d8-4786-9af0-1dca3f732ae8
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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| Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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| 公開日 | 2025-03-10 | |||||||||||
| タイトル | ||||||||||||
| タイトル | キアンコウ太平洋北部 2. 海洋環境と生態系への配慮 | |||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 言語 | ||||||||||||
| 言語 | jpn | |||||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
| 資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
| 著者 |
竹茂, 愛吾
× 竹茂, 愛吾× 岸田, 達× 宮本, 麻衣× 米崎, 史郎
WEKO
801
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| 抄録 | ||||||||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
| 内容記述 | 太平洋北区は農林水産省のプロジェクト研究、水産機構の一般研究課題として長期にわたり調査が行われている。現在Ecopathによる食物網構造と漁業の生態系への影響評価が進められている。当該海域における海洋環境及び低次生産、底魚類などに関する調査は水産機構、関係県の調査船により定期的に実施されている。沖合底びき網、定置網、小型底びき網漁業による魚種別漁獲量は把握されているが、混獲非利用種や希少種について漁業から情報収集できる体制は整っていない。 沖合底びき網1艘びき、2艘びきとも、混獲利用種のうちスルメイカの資源状態が懸念される。定置網では、現状で資源状態が懸念される魚種はない。小型底びき網では、マコガレイなどの資源状態が懸念される。混獲非利用種については、沖合底びき網(1艘びき、2艘びき、小型底びき)に関する調査船調査結果から推定したところ、総合的には悪影響を受けている種は見られなかった。定置網では情報が得られなかった。環境省が指定した絶滅危惧種で、評価対象水域と分布域が重複する種についてリスク評価した結果、各漁業とも総合的リスクは低いと判断された。 食物網を通じた間接作用からみた捕食者への影響については、捕食者であるミズウオに関する情報がなく、評価不能であった。餌生物について、カタクチイワシとキアンコウの資源量の間には正の相関関係が見られ、キアンコウのトップダウンコントロールがないことが示唆された。競争者に関する、生態系モデルEcopathによる解析結果では、中深層性サメ類がキアンコウに負の影響を及ぼしているものの、キアンコウが他に大きな負の影響を及ぼしている結果は得られなかった。 生態系全体への影響としては、沖合底びき網、小型底びき網、定置網ともに漁業の規模と強度は重篤な影響を与える懸念は示されず、栄養段階組成の変化から見て、生態系特性に不可逆的な変化は起こっていないと考えられる。海底環境については、オッタートロールでは重篤な悪影響が懸念されるが、かけまわし、2艘びきによる影響は軽微と考えられ、沖底全体として影響は軽微と考えられる。ただし、小型底びき網では一部で悪影響が懸念された。定置網は着底漁具ではないが、網を固定するアンカーが海底と接触している。水質への影響としては、対象漁業からの排出物は適切に管理されており、負荷は軽微であると判断される。大気への影響は、沖合底びき網1艘びきの漁獲量1トンあたりのCO2排出量から、他の漁業種類と比べると低いと判断された。 |
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| 言語 | ja | |||||||||||
| 内容記述 | ||||||||||||
| 内容記述タイプ | TableOfContents | |||||||||||
| 内容記述 | 2. 海洋環境と生態系への配慮 概要 評価範囲 2.1 操業機の環境・生態系情報,科学調査,モニタリング 2.1.1 基盤情報の蓄積 2.1.2 科学調査の実施 2.1.3 漁業活動を通じたモニタリング 2.2 同時漁獲種 2.2.1 混獲利用種 2.2.2 混獲非利用種 2.2.3 希少種 2.3 生態系・環境 2.3.1 食物網を通じた間接作用 2.3.1.1 捕食者 2.3.1.2 餌生物 2.3.1.3 競争者 2.3.2 生態系全体 2.3.3 海底環境(着底漁具を用いる漁業) 2.3.4 水質環境 2.3.5 大気環境 引用文献 |
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| 言語 | ja | |||||||||||
| 内容記述 | ||||||||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||||||||
| 内容記述 | Ver.1.0.0 編纂:岸田 達, 宮本 波, 玉井 文, 大関芳沖 編纂責任者:大関芳沖 |
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| 言語 | ja | |||||||||||
| bibliographic_information |
ja : SH"U"N サスティナブルでヘルシーな “うまい” 日本の魚プロジェクトホームページ(閉鎖) 巻 25, p. 17-56, ページ数 40, 発行日 2019-08-15 |
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| 出版者 | ||||||||||||
| 出版者 | 水産研究・教育機構 | |||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 情報源 | ||||||||||||
| 関連タイプ | isPartOf | |||||||||||
| 識別子タイプ | Local | |||||||||||
| 関連識別子 | SHUN_section2_25 | |||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 関連名称 | SH"U"Nプロジェクト評価結果 | |||||||||||
| 出版タイプ | ||||||||||||
| 出版タイプ | VoR | |||||||||||
| 出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||||||