@article{oai:fra.repo.nii.ac.jp:00000076, author = {Matsuyama, Tomomasa and 松山, 知正}, issue = {4}, journal = {魚病研究, Fish pathology}, month = {Dec}, note = {貝類に発生する未知の感染症,特にウイルス性疾病や難培養性の細菌感染症では、病原体の特定は困難である。なぜなら、貝類ではウイルスの分離培養に欠かせない培養細胞が利用できず、特異的免疫機構が無いために感染個体の抗体を用いた病原体のスクリーニングも不可能なためである。さらに、特に二枚貝では正常な状態でも体内にウイルスを含む多様な微生物が存在し病原体と常在性の微生物を区別できない。次世代シーケンサー(NGS)はサンプル中のDNA/RNAの全容の解析を可能にし、未知の病原体の検出に革命的な進歩をもたらした。私達はNGS解析を手掛かりに,アコヤガイの赤変病とアワビの筋萎縮症について病原体を特定し,それぞれCandidatus Maribrachyspira akoyae とAbalone asfa-like virus と命名した。本稿では、著者らが行ってきた研究を中心に両疾病について概説する。, 令和2年度日本魚病学会研究奨励賞受賞記念}, pages = {169--176}, title = {貝類疾病の病原体特定に関する研究}, volume = {56}, year = {2021}, yomi = {マツヤマ, トモマサ} }