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  1. 機関資料
  2. 旧機関資料
  3. 東北区水産研究所

三陸近海に於ける水温逆転の現象について(2)

https://fra.repo.nii.ac.jp/records/2007067
https://fra.repo.nii.ac.jp/records/2007067
82c8209b-442e-4eba-91aa-bffee28c10c7
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2024-06-10
タイトル
タイトル 三陸近海に於ける水温逆転の現象について(2)
言語 ja
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ departmental bulletin paper
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
その他(別言語等)のタイトル
その他のタイトル 第2報 定点における反覆観測結果
言語 ja
著者 黒田, 隆哉

× 黒田, 隆哉

WEKO 3566

en Kuroda, Ryuya

ja 黒田, 隆哉

ja-Kana クロダ, リュウヤ

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内容記述
内容記述タイプ Abstract
内容記述 昭和32年8月7日~9日にかけて、金華山の南20浬(北緯38度0分・東経141度28分附近)に定点Fを選び、約48時間に亘り2時間おきに反覆観測(第1次観測F1~第24次観測F24)を行い、この間の海況及び気象の連続的な変化並びにこの点の中層に出現した水温逆転の現象について調べ、下記の結果を得た。即ち、F点における一般的な海況については、i)F点は親潮系冷水・黒潮系暖水及び沿岸水の潮境にある(第1図)。ii)水温・塩素量の一般的な変動傾向は表層から下層迄大体一致し、潮汐的である。即ちその変動はF点に近い宮城県鮎川港における干潮の周期と略一致している。又水温と塩素量の変動は大体対蹠的である(第2図・第7図)。iii)F1~12あたりまでは25~50、75、100、125m各層の細かい水温変動はかなり区々であるが、F13以降はこれら各層の変動傾向は略一致する(第2図)。iv)各層の塩素量はF1~4、F12~24では目立った変化はないが、F5~11では各層共塩素量が極めて高く、且つ各層の塩素量変動の不一致が著しい(第7図)。v)F1~24について水系分析をすると、F1~4、F12~24の型とF7~10の型とに大別され、F1~24の間に2系統の海水が交互にF点を通過した事が判る(第9図)。vi)表層は風の影響を強く受けているが、これとは無関係な流動(海潮流)がF点に存在する。以上述べた気象・海況条件の下でF点の中層に出現した水温逆転の現象については、i)F1~13では明瞭に1乃至2層に出現しているが、F14以降では全く出現していないか又は出現しても極めて不明瞭である(第14図)。ii)F点の場合この現象は50~75m層に最も多く出現し、次いで75~100m層に多いが、50m以浅及び100m以深では出現が認められない(第14図、第7表)。iii)F1~13の間では一連の逆転層が順次深い方へ移っている(第14図)。iv)逆転層の最高水温(TI)もF1~12の間では順次低くなっている(第15図)。v)逆転温度差(TI-TU)、逆転層の厚さ(dI-dU)及び逆転温度勾配(TI-TU)/(dI-dU)については、時間の経つにつれて増大又は減小するといった様な特定の変化傾向は認められない(第17・18・19図)。更にこれらの結果及びF点近海の海洋条件について詳細に吟味し、F点の中層に水温逆転が出現する機巧について考察した。その結果この現象は潮境を挟む異質な2水系の水平・鉛直混合の過渡的な現象として、両水系が上下に入り組み重なり合っている事を示すものと推察された(第23図)。又F点でこの現象が限られた層(50~100m層)に多く出現した原因を知るためには、この水域の鉛直安定度や海水の移動速度の鉛直分布についてもっと詳しい調査が必要であるが、両水系の密度の鉛直分布を見ると(第24図)、丁度この層のあたりで両者の密度差が極小となっている事は興味深い。
言語 ja
bibliographic_information ja : 東北海区水産研究所研究報告
en : Bulletin of Tohoku Regional Fisheries Research Laboratory

巻 16, 号 tnf_k_16_65, p. 65-86, ページ数 22, 発行日 1960-03
出版者
出版者 東北海区水産研究所
言語 ja
出版者
出版者 Tohoku Regional Fisheries Research Laboratory
言語 en
item_10002_source_id_9
収録物識別子タイプ PISSN
収録物識別子 0049-402X
item_10002_source_id_11
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AN00167637
情報源
識別子タイプ Local
関連識別子 tnf_k_16_65
関連サイト
識別子タイプ URI
関連識別子 https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010843926
言語 ja
関連名称 日本農学文献記事索引(agriknowledge)
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Ver.1 2024-06-10 08:44:46.320240
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